さーまずの。
さおす
意味
竿につるして乾かす。柿を竿につるして乾燥させくし柿にする。焼酎などで柿の渋抜きをする。
解説
渋柿を食べる方法としては、昔は柿の皮を剥いて竿につるして乾かし、くし柿にした。最近では、焼酎などで渋抜きをする方法が一般的である。
用例
このかぎだばさおさねばかんね。(この柿は渋柿なので焼酎などで渋抜きをしないと食べられない。)
区分
気持ちや動き
地域
八幡
さげ(語尾)
意味
~だから
解説
んださげ=そうだから のように使います。
関西弁「そうやさかい」等の語尾「さかい」が北前船で酒田に伝わり、訛ったものが、庄内全体に広まったものだとされています。
用例
「かいぐなっさげ ぱんぱん つけれ」
意味:かゆくなるから ベビーパウダーつけなさい
区分
言い回し、ことわざ
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
旧酒田市 (飽海郡)
旧酒田市 (袖浦)
八幡
平田
松山
さずぎ
さすけねぇ
意味
心配いらない。問題ない。大丈夫だ。など
解説
大河ドラマ『八重の桜』でもかなり使われておりましたので、酒田だけではないのかも知れませんが、酒田でも使われているということで登録します。
用例
そっだなごど、さすけねぇ。(そんなこと、心配いらない。)
区分
気持ちや動き
地域
八幡
さづぎ
意味
田植え。稲の苗を田んぼに移植すること。
解説
『さつき』が訛ったもの。
用例
そんまさづぎだの。(稲の苗の生育が順調なので、まもなく田植えができるね。)
区分
気持ちや動き
地域
八幡
ざっく
意味
お手玉
解説
用例
ニガワして あぎでハジキチョ ザックした
(ニガワをしてたけど 飽きてオハジキをして お手玉をした)
区分
物の名前、呼び方
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
![](http://sakata-hogen.com/database/wp-content/uploads/2014/03/ad_shonoiori.jpg)
書道用品・表具材料の専門店として、豊富な品揃えで皆様のご来店をお待ちしています。掛け軸や和額への表装、襖紙・障子紙などの販売も行っております。
ざっこ
意味
雑魚。イシモチ、フナなどの川魚。
解説
『雑魚(ざこ)』が訛ったもの。
用例
ざっこつかめできた。(川魚を捕まえてきた。)
さっこ釣り ざっこしめ ざっことり
区分
物の名前、呼び方
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
八幡
ざっこしめ
さなぶり
意味
(長く重労働の)田植えが終わってのお祝いの宴会など、労をねぎらうこと。
解説
昭和50年頃まで、田植え機械が普及するまでは、田植え作業は、家族総出、親戚知人にまで依頼して、何日もかかる重労働であった。そのため、無事に田植え作業が終わると、家族・親戚知人の労をねぎらうために盛大に宴会を行ったもの。
用例
きょうはさなぶりだ。(田植えが無事に終わったので、今日は祝宴だ。)
区分
気持ちや動き
地域
八幡