ふご
意味
竹・わら・縄などで網状に編み、四すみにつりひもをつけ、物を入れて運ぶ用具。ザル状の入れ物。
解説
「ふご」は漢字で書くと「畚」であり方言ではないが、今は使わないので方言として扱われている。
ちなみに大きなカゴである「もっこ」も、漢字で書くと同じ「畚」。
用例
いさばやの つるした畚(ふご)から けーり出す (乾物屋の 吊るしたカゴから 釣り銭を出す)
区分
物の名前、呼び方
地域
旧酒田市 (飽海郡)
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ふご
竹・わら・縄などで網状に編み、四すみにつりひもをつけ、物を入れて運ぶ用具。ザル状の入れ物。
「ふご」は漢字で書くと「畚」であり方言ではないが、今は使わないので方言として扱われている。
ちなみに大きなカゴである「もっこ」も、漢字で書くと同じ「畚」。
いさばやの つるした畚(ふご)から けーり出す (乾物屋の 吊るしたカゴから 釣り銭を出す)
物の名前、呼び方
旧酒田市 (飽海郡)
ふさふさでゅう
(毛)がふさふさしている。
”でゅう”は、xxxの様子をいうようだ。
たとえば、ビリビリでゅう、チカチカでゅう、プリプリでゅうなど。
わっげ人あば髪の毛ふさふさでゅうおんだ⇒若い人は髪の毛がふさふさしている。
ものの様子
八幡
ぶしいろ
青紫色。
おらほだば びじいろ と言った と思う
長く泳いでいると唇が”ぶしいろ”になる。
気持ちや動き
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
旧酒田市 (飽海郡)
八幡
ぶじょほう
ふたぐる
ぶつ
トラクターや鍬等(機械・器具)で田畑を耕す。
はえぐでた~ぶちしったけ。(早くもトラクターで田を耕起していた。)
気持ちや動き
八幡
ぶっぶ
ぷっぷでゆぅ
ふでこで
思いがけずたくさん
ふでこでもらた山菜だば こでらんねもんだの
(思いがけず沢山もらった山菜は 嬉しいもんだねぇ)
「酒田なつかしいろはカルタ」より
気持ちや動き
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
ふらける
ブラブラする。
あまりいい意味での表現ではない。
ほんとで”ふらけ”でのー⇒本当にブラブラしてねえ、困ったもんだ。
気持ちや動き
八幡