こっちゃ
意味
こっち。こっちに。こちらに。
解説
『こそあど言葉、こっち』が訛ったもの。
用例
こっちゃこい。(こっちにおいで。)
区分
言い回し、ことわざ
地域
八幡
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こっちゃ
こっち。こっちに。こちらに。
『こそあど言葉、こっち』が訛ったもの。
こっちゃこい。(こっちにおいで。)
言い回し、ことわざ
八幡
ごっつぉ
ごちそう。料理。副食。
これだばすんごいごっつぉだの。(これは大変素晴らしいご馳走ですね。)
物の名前、呼び方
八幡
ころたん
コールタールのこと。
コールタールが訛ったものでしょうね。
倉の屋根よの”ころたん”塗てくんねが⇒物置の屋根をコールタールを
塗ってほしいんだけど。
物の名前、呼び方
八幡
ごんじょ
50。
(ナンボなた?)→”ごんじょ”なた ⇒50歳になった。
(んだがー、”ごんじょ”なたが、わっげおんだの)
物の名前、呼び方
八幡
さおす
竿につるして乾かす。柿を竿につるして乾燥させくし柿にする。焼酎などで柿の渋抜きをする。
渋柿を食べる方法としては、昔は柿の皮を剥いて竿につるして乾かし、くし柿にした。最近では、焼酎などで渋抜きをする方法が一般的である。
このかぎだばさおさねばかんね。(この柿は渋柿なので焼酎などで渋抜きをしないと食べられない。)
気持ちや動き
八幡
さげ(語尾)
~だから
んださげ=そうだから のように使います。
関西弁「そうやさかい」等の語尾「さかい」が北前船で酒田に伝わり、訛ったものが、庄内全体に広まったものだとされています。
「かいぐなっさげ ぱんぱん つけれ」
意味:かゆくなるから ベビーパウダーつけなさい
言い回し、ことわざ
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
旧酒田市 (飽海郡)
旧酒田市 (袖浦)
八幡
平田
松山
さすけねぇ
心配いらない。問題ない。大丈夫だ。など
大河ドラマ『八重の桜』でもかなり使われておりましたので、酒田だけではないのかも知れませんが、酒田でも使われているということで登録します。
そっだなごど、さすけねぇ。(そんなこと、心配いらない。)
気持ちや動き
八幡
さづぎ
田植え。稲の苗を田んぼに移植すること。
『さつき』が訛ったもの。
そんまさづぎだの。(稲の苗の生育が順調なので、まもなく田植えができるね。)
気持ちや動き
八幡
ざっこ
雑魚。イシモチ、フナなどの川魚。
『雑魚(ざこ)』が訛ったもの。
ざっこつかめできた。(川魚を捕まえてきた。)
さっこ釣り ざっこしめ ざっことり
物の名前、呼び方
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
八幡
さなぶり
(長く重労働の)田植えが終わってのお祝いの宴会など、労をねぎらうこと。
昭和50年頃まで、田植え機械が普及するまでは、田植え作業は、家族総出、親戚知人にまで依頼して、何日もかかる重労働であった。そのため、無事に田植え作業が終わると、家族・親戚知人の労をねぎらうために盛大に宴会を行ったもの。
きょうはさなぶりだ。(田植えが無事に終わったので、今日は祝宴だ。)
気持ちや動き
八幡