はつじょれ
意味
初精霊
解説
新盆。亡くなられた方を、新盆の時に親族を呼んでお坊さんからお弔いをして戴くこと。
用例
区分
言い回し、ことわざ
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
旧酒田市 (飽海郡)
旧酒田市 (袖浦)
旧酒田市 (広野・新堀)
飛島
八幡
平田
松山
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はつじょれ
初精霊
新盆。亡くなられた方を、新盆の時に親族を呼んでお坊さんからお弔いをして戴くこと。
言い回し、ことわざ
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
旧酒田市 (飽海郡)
旧酒田市 (袖浦)
旧酒田市 (広野・新堀)
飛島
八幡
平田
松山
ばっち
「ばっつ」の派生?
姉妹の末娘を「ばっち」と言ってました。
よく死んだおやじの口で、「このばっち! でって、いうこときがねぐで・・・」
物の名前、呼び方
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
八幡
ばっちゃん
はやあがり
(仕事が学校の授業を)早退、または早退すること。早く終わること。
きょうはやあがりだけ。(今日の学校の授業は早く終わった。)
物の名前、呼び方
八幡
ばり
ばんげ
夜
夕暮れから夜にかけての時間帯のことを呼びます。
ばんげなたの。
物の名前、呼び方
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
旧酒田市 (飽海郡)
旧酒田市 (袖浦)
八幡
平田
松山
ばんげ
夕方。夜。夕方から夜にかけての日が暮れて暗くなる時間帯、またはその様子。
ばんげなたの。(だんだん日が暮れてきましたね。)
八幡
ばんけ
ふきのとう。
はやぐで、ばんけではたけ。(早くも、ふきのとうが土の中から頭を出し始めていたよ。)
物の名前、呼び方
八幡
バンケ 蕗の子 冬なたら なじょす 菰かぶて 寝でる
バンケ=蕗の薹 なじょす=どうするの と言うぐらいの意味 菰=荒く織った筵
蕗の薹よ、お前は冬が来たらどうするんだ。いやあ心配要らんよ 温っくい菰を被って寝てるから。
昭和10年代の庄内の子ども等は、みんなこの童唄を歌った。少し文法的には可笑しいところもあるが、自然を愛する子供らの心が現れた素晴らしい童唄ではないだろうか。どの地方の童唄にも、文法面では荒いところがあるようだ。
言い回し、ことわざ
八幡
ばんで
役割を果たすこと。役に立つこと。
おんちゃだばあんちゃのばんでならねもの。(次男の方は長男の役割を果たすことはできないので。)
ものの様子
八幡