方言「さなぶり」のページ

さなぶり

意味

(長く重労働の)田植えが終わってのお祝いの宴会など、労をねぎらうこと。

解説

昭和50年頃まで、田植え機械が普及するまでは、田植え作業は、家族総出、親戚知人にまで依頼して、何日もかかる重労働であった。そのため、無事に田植え作業が終わると、家族・親戚知人の労をねぎらうために盛大に宴会を行ったもの。

用例

きょうはさなぶりだ。(田植えが無事に終わったので、今日は祝宴だ。)

区分

気持ちや動き

地域

八幡

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