方言「ほえど」のページ

ほえど

意味

乞食

解説

ほえど 投稿者:MAMO3
SAY:お腹を空かせて、がつがつしてる人のことを、「ほえど」か「ほいど」と言ったような気がするけど、筋違いかな?。
KSの良:おらほでだば、きーだごどねのぉ。
十四代:山形では乞食のことを「ほいど」と呼ぶようですので、同じような意味かも
bunbuku:庄内では「乞食」を→「やっこ」と呼びます。
TENKO:琢成しょは覚えていると思うけど、小学校の辺りで「天然色やっこ」をよく見たよね。今風に言えば、カラフルなパッチワークの衣装を着て天秤棒を担いでた。
いつも、方言に関係ないことで申し訳ないですが、ここをみると、忘れていた事を色々思い出すね。
SAY:山王山に寝泊りしてましたね。やさしい顔で、髪の毛がなかったのか、坊主頭でした。天秤棒・・・、覚えてます。全財産があの棒の両端にぶら下がっていたのでしょうかね。静かで、誰にも迷惑かけていなかったような気がします。しかし、景観にはじゃまだったかもね。
bunbuku:[屁ふりやっこ」って言う者もいたんだよ。子供(おいらたち)が「へ~ふれ!」って言うと、口に指を入れて「ぽん!」とはじき、さも「屁」をひったようにみせるやっこさんでしたよ。同じ「山ノ手」のノブさん知ってるよの?
ハマちゃん:名前は聞いだごどあんでも、見だ記憶だばおべでね。ところで万年3歳の「勘作さん」はまだ健在なの?
MAMO3:ハマちゃん、「勘作さん」って誰だおんだ?。
bunbuku:「勘作」と漢字で書くの?今まで漢字で呼んだ事無いので知らなかった。彼は親がなくなると同時に、施設に入ったと言う事までしか知りません。それも他市(新庄?)だったような?
「かんさく!なんぼなた?」「みっつ!」こんなやり取り、とても懐かしい。
KSの良:勘作さん・・いだけよの。おらいのお爺さんとオヤジ、めんどみいぐで、めごがたけもの。いぎでれば、80ちっげあんねが?
bunbuku:や~や、今だって聞けば「みっつ」だもんだ。
KSの良:MAMO3、勘作さんは、察しの通りの鵜渡川原の住民で、当時、もう中年だった人です。父に「子供だと思って、優しくしてやれ」と散々言われたものです。

用例

区分

物の名前、呼び方

地域

旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)

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