どっちゃ
意味
どっち。どっちに。どこに。
解説
『こそあど言葉、どっち』が訛ったもの。
用例
どっちゃいぐな。((道の分岐点で)どっちに行くの。)
区分
言い回し、ことわざ
地域
八幡
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どっちゃ
どっち。どっちに。どこに。
『こそあど言葉、どっち』が訛ったもの。
どっちゃいぐな。((道の分岐点で)どっちに行くの。)
言い回し、ことわざ
八幡
あっちゃ
あっち。あっちに。あちらに。向こうに。
『こそあど言葉、あっち』が訛ったもの。
あっちゃいげ。((私から離れて)向こうに行って。)
言い回し、ことわざ
八幡
わー
お前、あなた。
目の前の人物を直接呼ぶ際に用いる人称名詞。
「わーだば、酒だば何でも呑むなだもんだの。」(お前、酒だったら何でも呑むんだな。)
「わーごそ」(お前こそ)
物の名前、呼び方
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
旧酒田市 (飽海郡)
旧酒田市 (袖浦)
旧酒田市 (広野・新堀)
飛島
八幡
平田
松山
そっちゃ
そっち。そっちに。そちらに。
『こそあど言葉、そっち』が訛ったもの。
そっちゃいぐ。(そちらに行きます。)
言い回し、ことわざ
八幡
こっちゃ
こっち。こっちに。こちらに。
『こそあど言葉、こっち』が訛ったもの。
こっちゃこい。(こっちにおいで。)
言い回し、ことわざ
八幡
やろ
(名前の知らない)男の子。ボク。
『野郎』が訛ったもの。
やろ、どっからきたな。(ボク、どこから来たの。)
物の名前、呼び方
八幡
かめる
身だしなみを整える。化粧をする。いい服を着る。
そったげかめでどさいぐなだ。(そんなに化粧をしてどこに出かけるの。)
気持ちや動き
八幡
んであんめや。んであんめぜ。
そうじゃないでしょ。そうじゃないだろ。
相手の言っていることが間違っていると思うようなときに発することば。
・明らかに間違っていると思うようなときは、「んであんめや!」
・たぶん間違っているだろうなと思うときや相手を多少気遣うようなときは、「んであんめー」
「とうちゃん、太陽って西がら昇んなよの?」
「んであんめや、東がらでんだ。」
言い回し、ことわざ
旧酒田市 (袖浦)
旧酒田市 (広野・新堀)
つかめる
捕まえる。手で押さえる。掴む。
ちょっとこんなつかめでれ。(少しの間これを手で押さえていて。)ざっこつかめできた。(雑魚を捕まえてきた。)
気持ちや動き
八幡
ではる
出て行く、出かける、出る。
おっせぐなっさげ、とっとどではれ。(時間に遅れるので、直ちに出かけろ。)
気持ちや動き
八幡