けずまがる
えきて えきて
意味
暑い 暑い
解説
用例
夏の風呂上がりや、天気の良い日の田畑仕事で汗をかいて暑い時に使う。
おばあちゃんが、風呂上がり、「えきてえきて」とと言って出て来た。
区分
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
しめあわね
ちやっちゃど
ぺったりこ、ぺったらこ
意味
厚みがないこと
解説
ぺったりこ 投稿者:オランダ
mikko:冬の間、おらいの布団みなぺったりこぐなてしまた。今日あだり天気いさげ干さねばね。
TOMY:オランダせんべいはぺったりこ煎餅だよの~。
CHIKA:このごろ、ぺったりこ靴しか 履かなくなりました。
良馬:このごろ、胸も財布もぺったりこぐなてきましたぁ~~
mikko:なかなかおなかがぺったりこぐならないなぁ…。
良馬:↑いっしょなて なやもでの。
ぺったらこ 投稿者:ハマノブ
SAY:ぺったらこ下駄履いて・・・。子どもの頃は下駄を履いてたっけ。冬はコールテンの赤い足袋で。靴とソックスはいつごろから殻だったかなあ?
良:座布団だでら、布団、ぺったらこぐなっど、布団の皮、ほどいで洗て、板さ貼り付けで干して、わだ、入れ替えするもんだけんども、今でも、そーすんなんが?
SAY:イマドキ、そのようなことの出来る人はいないのでは?
布を洗って、ばん板に貼り付けるのは「洗い張り」といってましたね。打ち直してもらった綿が届くと、母は姉さんかむりをして、襷がけし、縫い直した布団がわを裏返しにし、真綿を張り詰めてその上に綿を均等に・・・。その上に新聞紙をのせ、くるりと布団がわを器用にひっくり返し、後から新聞紙を抜き、綴じるのです。いつも横で、子ども心に「うまいもんだなあ・・・・」と感動して見てました。尊敬の眼差しで。
ぺったらこ布団が、その夜からふかふか!
mikko:SAYさんの記述はなつかしの~。うちの母もやってましたっけ。
手にねばねばとくっつく真綿を広げて打ち直した綿を載せて…。
良:んだんだ、真綿よーの。ほんと、なずがしのぉ。で、今は、どやてんな?
SAY:打ち直しの場合は、布団屋さんどご呼ばて頼むながい。でも、打ち直しすんなより、新品買た方、安なんけよ。
掛け布団なの、羽根布団が主流だよだの。敷布団はウールだと。でって、こいださげ、布団屋さんがお手上げ!スーパーで布団セットが安く売られっさげの~~。
あど、枕。マイ枕ブーム。でって、いろんだな出てきて・・・さあまずもんだ。
bunbuku:何を書こうか忘れた。
あっそうだった、「ぺったらこした胸!」
良:bunちゃん、だいの胸どご、指さしったんだ? んでも、中年なっど「ぺったらこ」なも、ふっくらしてくんなんよ。 胸も、ほっぺだも、指も、腕も、腿も、肩も、腰も、下腹も・・・
用例
おらいの布団みなぺったりこぐなてしまた。
区分
ものの様子
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
ぺっち
意味
メンコ
解説
ぺっち 投稿者:TOMY
ハマノブ:エッ!?エッチ?ではなかったか。「ぺっち」かガハハハ。メンゴいや違ったメンコでした。
用例
区分
物の名前、呼び方
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
ぺる
意味
ちょっと失敬する
解説
ぺる 投稿者:SAY
よしこ:な、なんだ?わがらね。今小松屋の呉竹もなが食べながら、んめぇ。
SAY:よしこちゃんでも、わがらねけが?
KSの良:ページをめくる? カワ、もなが(not もなか)んめそだのぉ。
CHIKA:「ちょっと、しっけいする。」なんて意で使ったような・・・??
「これ、ぺったあんよ!」なあんてね。どお、SAYちゃん?
bunbuku:ぺる・ぺるとき・ぺれば・ぺろ。浦賀に上陸したのは、ペルーだったの。
KSの良:1853年、いやでござるペリーさん、でんだじー。
bunbuku:KSの良は「学」があるー。
年号の覚え方教室はよしこさ~~ん。
KSの良:「ぺる」は、きーだごどね。
bunbuku:「柿ぺてきた!」「どっからぺてきたな?」って花柳界(鵜渡川原)でつかってたなんよ。
KSの良:あっ、わがた! ゆたゆた! CHIKAちゃんは丁寧文でゆたなあんのぉ。
宮野浦から湯の浜さいぐ徒中、じゃりみぢどご自転車こいでいぐど、すいが畑あて、ぺっでけんども自信ねけぇ。bunちゃんの花柳界にも、( ^o^)ノ◇◇◇ 座布団N枚!
bunbuku:座布団N枚って、Nothing枚のことでしょう。お尻がさむ~いよ~。
KSの良:NONE枚でねぐで、N枚=んん枚=何枚でもOKよ。
mamo3:CHIKAさん、こんなも、おいがだ上流(川上)階級では「ぺる」ではねぐ、「あぺる」って言ったけがものお~。
こんな、あぺてきた~。てが!!。
mikko:「かぺてきた」とも言ったように思うが。ここまでくると標準語の「かっぱらう」と似ているなぁ。
KSの良:とすると「ペテン」から「ぺてきた」さなたなでねあんの。「ペテン」は中国語らし。
CHIKA:mamoさん、んだけが?そういわれっど、そんな気もするの。
用例
「柿ぺてきた!」「どっからぺてきたな?」
区分
気持ちや動き
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
ほーじょ
意味
包丁
解説
ほーじょ 投稿者:良馬
mikko:winnyの作者は違法コピーのほーじょ罪で訴えられたが、これでねよの。
MAMO3:すいがんはやすさげ、ほーじょもてこい、といわっだもんだぁ~
SAY:ぶふっ!んだ、んだ、スイカは「はやす」でした!これぞまさしくおらがだの言葉じゃない?もうでてた?
MM3:砥石で砥がれんなが「ほーじょ」、よぐやたもんだけのぉ~。
良馬:KSでも、木製の手の「ほーじょ」で料理してんなですぅ。でって、キッチン・ナイフでは料理さんねながい。
用例
すいがんはやすさげ、ほーじょもてこい
区分
物の名前、呼び方
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
ほえど
意味
乞食
解説
ほえど 投稿者:MAMO3
SAY:お腹を空かせて、がつがつしてる人のことを、「ほえど」か「ほいど」と言ったような気がするけど、筋違いかな?。
KSの良:おらほでだば、きーだごどねのぉ。
十四代:山形では乞食のことを「ほいど」と呼ぶようですので、同じような意味かも
bunbuku:庄内では「乞食」を→「やっこ」と呼びます。
TENKO:琢成しょは覚えていると思うけど、小学校の辺りで「天然色やっこ」をよく見たよね。今風に言えば、カラフルなパッチワークの衣装を着て天秤棒を担いでた。
いつも、方言に関係ないことで申し訳ないですが、ここをみると、忘れていた事を色々思い出すね。
SAY:山王山に寝泊りしてましたね。やさしい顔で、髪の毛がなかったのか、坊主頭でした。天秤棒・・・、覚えてます。全財産があの棒の両端にぶら下がっていたのでしょうかね。静かで、誰にも迷惑かけていなかったような気がします。しかし、景観にはじゃまだったかもね。
bunbuku:[屁ふりやっこ」って言う者もいたんだよ。子供(おいらたち)が「へ~ふれ!」って言うと、口に指を入れて「ぽん!」とはじき、さも「屁」をひったようにみせるやっこさんでしたよ。同じ「山ノ手」のノブさん知ってるよの?
ハマちゃん:名前は聞いだごどあんでも、見だ記憶だばおべでね。ところで万年3歳の「勘作さん」はまだ健在なの?
MAMO3:ハマちゃん、「勘作さん」って誰だおんだ?。
bunbuku:「勘作」と漢字で書くの?今まで漢字で呼んだ事無いので知らなかった。彼は親がなくなると同時に、施設に入ったと言う事までしか知りません。それも他市(新庄?)だったような?
「かんさく!なんぼなた?」「みっつ!」こんなやり取り、とても懐かしい。
KSの良:勘作さん・・いだけよの。おらいのお爺さんとオヤジ、めんどみいぐで、めごがたけもの。いぎでれば、80ちっげあんねが?
bunbuku:や~や、今だって聞けば「みっつ」だもんだ。
KSの良:MAMO3、勘作さんは、察しの通りの鵜渡川原の住民で、当時、もう中年だった人です。父に「子供だと思って、優しくしてやれ」と散々言われたものです。
用例
区分
物の名前、呼び方
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)
ほがす
意味
広げておくこと
解説
ほがす 投稿者:TOMY
十四代:いらないものは「ほがして」片付けましょう。
良:「ほかす」って東京でも使ってたよ。 「うだる」って事じゃない? それとも 「ほごす」 って事? 文部省が日本語を新制した時 「か」 に点と点点で、強い「が」と弱い「が」の違い表せば良かったのにね。
TOMY:母が乾いた洗濯物を広げながら、「ほがす」と言ってました。
良:まだ、??? 「たたむ」 って事ですか?
TOMY:乾いた洗濯物をたたむ暇がない時など、「しわにならないように広げておくこと」を「ほがす」と言ってましたけど・・・・。
用例
区分
ものの様子
地域
旧酒田市 (酒田町・鵜渡川原)