ぼっきれ

意味

木の枝。棒。木の枝や棒の切れ端。

解説

用例

ぼっきれたないっだけ。(棒を持っていた。)

区分

物の名前、呼び方

地域

八幡

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ひゃくまんべ

意味

百万遍。念仏。念仏を唱えること。

解説

『百万遍(ひゃくまんべん)』が訛ったもの。

用例

しょっでだばてらでひゃくまんべしったけ。(以前は寺で定期的に念仏会を行っていたよ。)

区分

物の名前、呼び方

地域

八幡

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なんまいだんぶ

意味

南無阿弥陀仏。念仏。

解説

『南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)』が訛ったもの。

用例

なんまいだんぶさいてくる。(念仏に行ってくる。)

区分

物の名前、呼び方

地域

八幡

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じぐ

意味

意気地。根性。意地。

解説

用例

あんなだばじぐなしだもの。(あの人は根性なしだからね。)

区分

気持ちや動き

地域

八幡

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いっちょめ

意味

一人前。立派な自立した大人。

解説

『一人前(いちにんまえ)』が訛ったもの。

用例

いっちょめなたの。(立派な大人になったね。)

区分

物の名前、呼び方

地域

八幡

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にしょっこ

意味

二燭光。(オレンジ色に光る)蛍光灯のナツメ球。常夜灯。

解説

『二燭光(にしょくこう)』が訛ったもの。

用例

にしょっこつけでおぐさげの。(常夜灯を点けておくからね。)

区分

物の名前、呼び方

地域

八幡

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にんどいも

意味

じゃがいも。馬鈴薯。

解説

用例

おらいでにんどいもうえっだ。(私の畑でじゃがいもを植えている。)

区分

物の名前、呼び方

地域

八幡

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ぶつ

意味

トラクターや鍬等(機械・器具)で田畑を耕す。

解説

用例

はえぐでた~ぶちしったけ。(早くもトラクターで田を耕起していた。)

区分

気持ちや動き

地域

八幡

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なわしろ

意味

苗代。稲の苗を育成するところ。育苗用ビニールハウス。

解説

『苗代(なえしろ)』が訛ったもの。

用例

じっちゃんなろしろいっだけ。(おじいちゃんは育苗用ビニールハウスにいたよ。)

区分

物の名前、呼び方

地域

八幡

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さなぶり

意味

(長く重労働の)田植えが終わってのお祝いの宴会など、労をねぎらうこと。

解説

昭和50年頃まで、田植え機械が普及するまでは、田植え作業は、家族総出、親戚知人にまで依頼して、何日もかかる重労働であった。そのため、無事に田植え作業が終わると、家族・親戚知人の労をねぎらうために盛大に宴会を行ったもの。

用例

きょうはさなぶりだ。(田植えが無事に終わったので、今日は祝宴だ。)

区分

気持ちや動き

地域

八幡

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